瀬戸内国際芸術祭2019を満喫!~犬島編~

瀬戸内国際芸術祭2019を満喫!~犬島編~

瀬戸内国際芸術祭開幕!

3年に1度のビックイベント「瀬戸内国際芸術祭」が4月26日に開幕しました。
高松にお住まいの方は、もう何島か行かれている方もいるのではないでしょうか。

私も先日、岡山県の島「犬島」に行ってきました。

私は瀬戸内国際芸術祭ボランティアサポーター「こえび隊」の活動に大学生のころから参加しています。そのおかげで高松市の島にはたまに遊びに行くのですが、犬島に行くのは今回が初めてでした。
瀬戸内国際芸術祭の楽しみ方と共に、犬島についてレポートします(^^)/

犬島はどこにあるの??

岡山県岡山市東区に位置する島で、岡山県の宝伝港からはたった10分で行けます。島民人口は44人(平成29年時点)のようです。※アイランダー2017より
高松からは船を乗り継いで行く必要があり、少し遠いです。

今回は、高松港⇄宮浦(直島)⇄犬島という、フェリーで一番価格を抑えられるルートで行きました。
(家浦(豊島)経由だと、高速艇の乗り継ぎになるのでフェリーより高くなるのです。)

火曜日が休島日なので、それ以外の日を狙って行ってください。

瀬戸内国際芸術祭の楽しみ方① 美術館

瀬戸芸に行く人がほとんど持っているのがこれ!
瀬戸内国際芸術祭のパスポートです。

春・夏・秋の3シーズンのものと、1シーズンのみのパスポートの2種類があります。私は3シーズンパスポートを買いました!
ちなみに16~18歳までが2,500円(当日現地販売のみ・要身分証)、それ以上が4,000円、15歳以下の鑑賞料は無料となっています。

このパスポートがあると便利なのは、島に点在する各作品の中で、鑑賞料が有料(300円)のものが無料で見られるということ。
足を運んだ作品のところにはスタンプを押すようになっているので、すべての作品にスタンプが押されると達成感があります(笑)

そして、このパスポートがあると、一部の美術館が無料もしくは割引料金で鑑賞できるんです!

<パスポート特典(瀬戸内国際芸術祭公式HP抜粋)>
1.芸術祭2019の有料イベントを割引価格でご覧いただけます。
2.香川県・岡山県の文化施設や飲食店等の対象施設で割引が受けられます。
3.芸術祭2019公式ショップでのお買い物に割引が受けられます。(高松港公式ショップ、直島宮浦港公式ショップでの販売に限ります。)
4.お車をご利用の方は、高松港の専用駐車場を無料でご利用いただけます。

今回行った犬島では、犬島精練所美術館が無料で鑑賞できました!
これだけでだいぶパスポートのもとがとれた気分です☆

犬島精練所美術館は、犬島に残っている銅製錬所の遺構を保存・再生した美術館です。
銅精錬所がわずか10年で閉鎖したということに驚きました。

美術館内は撮影禁止なので見せられないですが、精錬所の雰囲気がそのまま残っていて、建物全体を使ったアートが迷路のような、不思議な雰囲気のある美術館でした。
歴史を感じつつもアートも楽しめる、ぜひ行ってみてほしい美術館です!

美術館の外も、なかなか魅力的!
ラピュタの世界に迷い込んだようでした。
廃墟好きにはたまらないんだろうなあと思いながら探検しました!

瀬戸内国際芸術祭の楽しみ方② アートで遊ぶ

瀬戸内国際芸術祭の作品の中には屋外に設置された作品が多数あります。
カメラを持って旅行に行くのが好きな方、インスタをされている方にオススメしたいポイントは、アートを使った写真が撮れるということ。
ほとんどの作品が写真撮影可能となっています。

作品No. in02-B
S邸/コンタクトレンズ
アーティスティックディレクター:長谷川祐子 | 建築:妹島和世

この作品は、犬島「家プロジェクト」の1つで、屋外展示作品です。
直島にも家プロジェクトは点在していますね。
一緒に行った友人に裏側から私が撮影しているところを撮ってもらった写真です。
作品名に納得する作品です(笑)


作品No. in06-B
石職人の家跡/太古の声を聴くように、昨日の声を聴く
アーティスティックディレクター:長谷川祐子 | 建築:妹島和世

この絵は犬島の沿岸部にもありました。
動植物をモチーフにした絵で、不思議なかわいい模様でした。
犬島だから犬っぽいのかな…

撮り方によってはかなり遊べるので屋外作品でぜひ試してみてくださいね!
※作品には写真撮影不可のものもあります!写真撮影不可マークがついていたら、スタッフが不在の場合でも撮影しないようにしてくださいね!

瀬戸内国際芸術祭の楽しみ方③ 島を楽しむ

開催地が島であることが何と言っても一番の魅力!
沖縄とか、ハワイとか、島といえば、海の綺麗なところというイメージがありますよね。
瀬戸内の島の魅力は穏やかな海。青々とした自然。
瀬戸内国際芸術祭の開催される季節はまさに島が輝いているシーズンなんです。


精練所美術館付近から見た海

家プロジェクトの庭に咲いてた花

春は花々が、夏は新緑が、秋は紅葉が、それぞれ美しく見えるので、ぜひ、3シーズンとも足を運んでほしいです。

食べ物も、せっかく島に来たならおいしいものを食べたいですよね。
瀬戸内国際芸術祭が始まった当初に比べ、島内のカフェの数も増えているように思います。直島・豊島・小豆島など、大きな島はもちろんのこと、今回行った犬島でもカフェをよく見かけました。


Ukicafeで食べたパスタ

事前に調べてお昼前に行くと、だいたいのカフェは空いていてすぐ入れますよ!
島のものを使った料理を提供しているお店も多数あり、瀬戸芸の楽しみの一つになっています。

最後に

瀬戸内国際芸術祭は1日でも回れますが、県外の方だと少ししんどいかも…
もしお時間に余裕をもって、お仕事をお休みして、羽をのばしに香川に来られるなら、1ヵ月単位でマンスリーマンションに泊まることもおすすめします。
ホテルの長期滞在よりもお得に泊まれますよ!
グローバルマンスリーHP

まだまだ瀬戸内国際芸術祭の魅力は紹介しきれず…
また他の島に行ったときにはレポートしますのでぜひクラソラボをチェックしてください☆

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